"Neo Maestro Release Interview"GOMI初の完全オリジナル・アルバム「NEO MAESTRO」について本人に直撃インタビュー!これを読んだら買わずにはいられない!?
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Q: 初のソロでのフルアルバム「Neo Maestro」リリースですね。まずはその話から聞 かせてく ださい。今回のアルバムを通してのメッセージや全体の流れを教えてください。ハウ ス、という枠だけに拘っていないと思うのですが、いかがでしょうか。 GOMI(以下、G): 返答の前まず「ハウスミュージック」という定義ですが、これを詳しく言うと
Francois Kevokian師匠は半日くらい時間のかかる講義が始まってしまいます。以前
作業の途中で歴史から成り立ちまで延々と話してくれた時がありました。氏によると
皆さんが現在ハウスミュージックと言っているのは厳密にはHouse Musicでないのだ
そうです。House Musicが出てきたころのものしかそうは言わないと言っていまし
た。今度
その辺についてGGVで彼にインタビューしてもいいですね。 Q: 製作期間はどれくらいでしたか? G:実際作業に費やした時間はそんなにかかってないと思います。前半は他の人の作品 や、Remixなどの作業な合間を縫ってやってました。当初は2001年年内の完成予定 だったんですが、9/11の事件もあって遅れてしまいました。後半2、3ヶ月はアルバ ムの作業に集中できたんですが今まで自分のものをやる機会ってそんなになかったか ら楽しくて。やればできるじゃん!って思いましたね(笑)。だから実質的な製作期 間は半年 くらいですね。 Q: ちょっとサンレコ風質問コーナーですが、今回の制作でメインで使用した機材、 ソフト、その他機材、楽器に関することをちょっとだけ教えてください。 G: そんなに特別なものを使っていないです。HDレコーディングシステムが大活躍してい ますね。新設したプライベートスタジオの音響がとても良いのでやっていて楽しいん ですよ。とても快適に作業ができました。最近は新しい機材そのものよりも「いかに 音をき れいに録るか」ってことに興味があります。目新しい音源は最近ないですし、だから 新しいものを買うとすればそういうものになると思います。 ダンスミュージックにはあまり向いていないですが大学時代によくやっていたソフト シンセを使って音を加工することとかまたやってみたいですね。 Q: それらの機材で今回独自の工夫とか、気に入った部分などを教えてください。 G: 前述したHDレコーディングシステムのおかげでプリプロとエンジニアリングの境が最 近な くなってきました。音を作りこんで録音したり逆にミックスしたものを新たに加工し たり。エンジニアとして第3者が入り新しいアイデアを加えるといこともありなんで すが、最近は自分で全部やってしまいます。その方が自分のアイデアをストレートに 出せますね。 Q: それをハードディスク上でミックスしていったんでしょうか? G: Yes。そうです。デジタルだけの音だとどおしても固くなってしまうのであるプロセ スをしているのですがこれは企業秘密! Q: アルバムはノンストップ・ミックスという形態ですがそれぞれの曲は、フルバー ジョンで あるんですかね?すでにJungle Loveと、Secretはアナログで昨年末に頂いて毎回DJ す るときにプレイしてますが、他の曲例えばKevin Avianceが参加してくれた"Preface" とか、 ゲ イクラブ受け必至の歌モノ、"Like Heaven"なんかもすごくいいですね。 G: もともとクラブでプレイすることを前提に曲を作りましたから全曲フルバージョンが あります。このアルバム収録のために泣く泣く編集したのですが、アルバムに収録さ れてない箇所にも聴きどころがあるのでできればフルレングスバージョンで聞いて欲 しいですね。将来は何らかの形で全曲のフルレングスバージョンリリースしたいで す。 "Rescue Me" とか前からGomiの作る音は「ゲイ心をくすぐる!」「ゲイ心をつかむ !」とか言われてまして。NYに住んでいることで得た周りの環境で修行した成果だと 自負しております!? Q: やっぱりDJの希望としては、これをこのままじゃなくてRemix Albumとしてフル レングスでリリースしてもらえないかなーって思います。違うバージョンとかDUBと か も入れて。いかがですか。結構売上が期待できるでしょう? G: それはもちろん僕も希望してますね。メインバージョンの他にも色々作りましたか ら。 レコードやCDという媒体だけではなくてWEB上でダウンロード販売ということも考え ているのですが、そうすると収録時間とか制約が無いですからね。世界中からリアル タイムで音楽が発信できるでしょ。そういう体制をレコード会社の方にリクエストし ています。 Q: では「Neo Maestro」から次に予定しているアナログ盤カットは何でしょうか。 G: "Preface" KEVIN AVIANCEが次回アナログ盤シングルです。第2弾として"Disco Citizen"を予定しています。この曲はローリングストーンズやティナ ターナのツアーに参加している伝説の歌手Lisa Fisher達をフューチャリングしたもの!海外で発売されることになればその都度シングルが出るでしょう。 Q: さて内容ですがイントロから大いに笑わせていただきやした。Willi Ninja、やっ てくれますねー。そしてその後に続いていくあの大箱特有の遠くでキックが鳴ってる かんじ。あれはいいアイディアですね。あの「ゾクゾク感」を味わうためにクラブに 通っちゃいますよね。それの疑似体験。誰のアイディアですか? G: 僕のアイデアです。まさしく僕の体験から思いついたのですが、 クラブへ行く時の興奮てもうドアの外から始まっているじゃないですか。漏れてくる 低音の音を聞いて「早く中に入りたい!」って思う経験は皆さんお持ちだと思うんで すよ。それをアルバム上で再現できたらなと思い作りました。 友達が開発したバイノーラルレコーディングシステムを録音する時に使用してます。 普通の マイクで収録するより臨場感が出ていると思いますよ。 Q: Paul HardcastleっぽくもありHerbie Hancockっぽくもあるエレクトロ調の曲とか は新境地ですね。新鮮でした。でもいわゆるそのへんのエレクトロとは違って音がい い。まあその曲だけじゃなく全編CD聞いた上で一番思ったのは、音がいいですね。 G: ありがとう。音のクオリティーにはもちろんこだわりましたね。新しく完成したプラ イベートスタジオでのモニター 環境が良くて音が手にとるようにわかるんですよ。ミックスしていてもやりやすかっ たです。もちろんマスターリングしてくれたHerb Powers Jr.のおかげでもあるんで すけれど。 Q: ところでケヴィン・アヴィアンスも参加している"Kamona"の意味は?「そうかも な!」ってとこですかね(笑)? G: "Come on now"と"Kimono"(着物)をかけて作った新しい造語です。日本びいきの Kevinらしい発想ですよね。 Q: "Insomniac"のギターは本物ですかそれともシンセでのプログラム? G: 加工したベースギターの音とシンセのギター音を混ぜて作った音なんです。 Q: エー!それはまさかの加工ですね!?ところでこのアルバムでの海外戦略も考え ていますか?リリースは日本のリズメディアトライブだけでしょうか? G: もちろん海外での発売を考えていますよ。以前にプロモ盤として出した"Secret"は既 にレコード会社数社からライセンスのオファーがあり某DJのMIX CDに収録されます。 詳しいこと決 まったらこのGGVでも発表していこうと思ってます。 Q: マスタリングでお世話になったHerb Powers Jr.は僕も12インチアナログを買い出 した1982年ごろから、ミゾに書き込まれた謎のメッセージ&顔絵でかれこれ20年ほど 気になっている人なんですが、まだ現役なんですね!どんな方でした? G: 彼のことは前からいろいろな作品をマスターリングしてもらって知っているのですが とても温和で良い人です。彼の作りだす耳にはきつくないんだけどボトムヘビーでか つ シャープな音が大好きで自分のソロアルバムをマスターリングしてもらうんだったら 絶対彼だって!以前か ら決めていました。有名R&Bの作品を多く手掛けているんですけれど、僕のセッショ ンの最中も電話で次回のTery Loius &Jimy Jam(ジャネット・ジャクソン等のプロ デュースでも有名)の仕事の打ち合わせをしていました よ。 Q: Herb Powers Jr.のマスタリング作業はいままで自分でやっていた方法論、そして その他の人とはどのように違っていましたか?機材面、テクニック面で気が付いたこ とあれば。 G: スタジオでミックスするのとマスターリングはテクニックが違いますからね、もうど うぞってお任 せしてました。それだけ彼のこと100%信用してますし。 今回のアルバムは、全曲ノンストップミックスで普通のアルバムの手順とはちょっと 違ったんです。ブツ切りになった状態の曲ではなく、つながったものを各曲マスター リングしなければいけないのでなのでそのへん時間がかかりました。 Q: 今後のGOMIさんの方向性が気になるところではありますが、いわゆるアンダーグ ラウンドなダンスミュージックはリリースしていくんでしょうか。それとももう少し マスなターゲットに注力するんでしょうか。 G: 両方に興味があります。そのへんバランスよくやっていきたいですね。僕の中でアン ダーグラ ウンドだからとかメージャーだからとかっていうこだわりは無いんです。そういうも のに関係なくかっこいいものを 作っていきたいなあと思ってます。突き詰めていくと、自分のやりたい音楽ってこと でしょうか。 Q: 今回のアルバム以外にも具体的に今後のリリースの目処が立っている作品に ついて教えてください。 G: SONO の新曲"Blame"のRemix。Calynの次回アルバムから最初のシングルのRemix。女 性歌手なんですがNYのアンダーグラウンド歌ものRemix。夏ころには去年にやって発 売 が遅れていたMichael Jackson 、ブリトニー・スピアーズ、イン・シンクらとの豪華 共 演"What More Can I Give"が発売予定。このダンスリミックス 僕はCo Produce してます!あとはイニシャルになってしまうのですがVC リミックス のアメリカ 人大物女性Ma---の次回新作リミックスでキーボード。その他いろいろな歌手にオリ ジナル作品を提供予定で、R&Bの曲もあります。楽しみにしていてください。 Q: で、ゲイプライド2002の話ですが、今年はなんとあのDJ達とコラボレーションと か!僕はその話聞いてビックリでした。詳しくはまだ言えないですけどね!? G: まだ秘密ですが今年のゲイプライドに向けて某DJ達と過去に大ヒットした曲の2002年 バージョンの作業をやってます。内容は聞いてビックリのお楽しみ!残念ながらこれ は リリースされません。 Q: うーん、いつものことながらまた伝説のプライド・ミックスとなるわけですね。 で1回だけで封印と(笑)。じゃあNYに6月末に遊びに行こうっと。あと7月には東京 でもう一度パーティですね。そのときにはそのへんの新作も聞けると言うわけですね ? G: もちろん!あとは7/12.13とタイ、バンコクでDJ。今後はアジアにも活動の場を広げ ていきます。 Q: 今後いろいろとコラボレーションの枠が広がりそうな話を聞いてますが、例えば UKの、いわゆるTWILO FRIDAYS関連の人なんかと仕事したりすると新鮮でしょうね。 でもNYハウスは捨てて欲しくは無いですけどね。東京はちょっと今極端にヨーロッ パっぽくなりすぎてますし。まあそんな中でManiac Love, “TribaRhythm”はNY寄り の音を継承してますがそれはそれでオリジナリティが出せていいかな。そういうのが 好きな人が結構集まってくれてますしね。レコード屋さんにUS系入荷するとそれはそ れでやっぱり売り切れるし、それなりに需要はちゃんとあるんですけどね。とはいえ 時代遅れのDJになる気もないのでいまどきの旬な謎のヨーロッパ盤もたくさん かけてますけどね(笑)。そのへんもミックスしつつ自分達のやりたい感じで。GOMI さんのスタンスはどんなもんでしょうか。 G: NYCに住んでいますから当然その影響は周りから受けますけれどいいものはいいと。 それでいいんじゃないですか。 Q: 確かに。今後NYのシーンはどういう方向に行きそうですか。GOMIさんのかんじ るところでは。 G: 簡単に言ってしまうと今までのものの発展系です。 NYのテイストを残しつつヨーロッパものと混ざって良い感じになっている、最近そん な面白いもの出てきましたよ。 Q: それでは音楽以外のことで。今旅に行くとしたらどんな場所に行きたいですか? G: CUBA! Q: オー!、Hex Hectorとか、Guidoのホームカントリーですねー。それはなぜ? G: 音楽が素晴しい、人々が素晴らしい。社会主義国のため社会が西洋化(アメリカ化) されていない。これは現代の地球でとても稀なことだと思うよ。 Q: ところで最近は本当に一昔前ならみんなギターを買ってたのにいまはターンテー ブルとミキサーかってたりしますよね。DJカルチャーってものが一般化したんでしょ うけど。GOMIさんの実家は、楽器屋さんで、弟さんが前にマニアックにも来て DJ機材を今後扱うぞなんて話してましたが実際にそういった需要も結構あるみたいで すか? G: あるみたいですね。オタクDJが増えているでしょう。自宅にDJセットがあって彼女 に自分でミックスしたMDプレゼントしたり!音楽の楽しみ方が増えていいことだと思 いますよ。 Q: 音楽以外で最近はまっている事って何でしょうかね? G: 健康に気をつけていることかな?いつ何事が起こってもいいように常ベストコンディ ションを保つこと。特に9/11の事件以降、それは強く思いました。 Q: 具体的には?なるべくベジタリアンで食事に気をつけるとか、ボクササイズとか ? G: ベジタリアンではないんですが野菜は大好きなので多く食べているかな。ボクササイ ズは専属のトレーナーのアイデアで始めたんですがとてもいいですね。ストレス発散 にもなるし、瞬発力がつきます。スタジオにこもっているとどうしても運動不足に なりがちなのでエクササイズするよう普段から心がけています。 Q: 今後NY以外に拠点を動かす予定はありますか?それともやっぱりNYが一番都合が いいんでしょうか? G: 拠点を動かす予定は今のところありませんね。こちらでの音楽制作もチームワークに なっていて快適です。NYクラブシーンこれから面白くなってきそうだし。 Q: ボク(コサカイ)は最近Brandyのニューアルバムが気に入ってますが(アッ、 MISIAもいいです)、ふだんはどんな音楽を聴いていますか? G: 普段はJazz とかクラッシックが多いかな。作品製作期間はなるべく多くの新作を聞 こうと思い知り合いのDJ達と作品を交換したりインターネットラジオで海外のものを チェックしたりしてます。便利な時代ですよね。 Q: ではありきたりですが(笑)、NYCのオススメなところ、うまい店、元気なクラブ はどこですか G: 最近のお薦めは、 |