先日、超強力デビュー作"Drama On The Dance Floor"が、Nite Groovesから遂にリリースされた、「ジャパニーズ・ハードハウス界の牛若丸」ことHideki Kosakaiさんにインタビューさせていただきました。当日はFumiさんにも御同席いただくことができ、今回のリリースの経緯やKosakaiさんご自身のこと、さらには最近のNYレーベル事情まで、多岐に渡る内容のお話をうかがうことができました。 (text by すげ)
R & Gのレーベルから?!
すげ(以下「S」):まず、今回のリリースに至るまでの経緯を聞かせていただけますか?
Kosakai氏(以下「K」):えっと、曲自体は'98年の9月には完成していました。翌月(99年10月)の半ばに、NYに行くと決めていたので、それまでに何か作って行こうと思いまして。売り込もうと思って(笑)。その時のタイトルは"Diva"でした。 S:手みやげ、ですね。
K:で、NYについてすぐに配ったのが、GrooviliciousとEight Ballと、あと、五味さんと、五味さん経由でJuniorにも渡していただきました。さらに、Hisaさん(※King Street Sounds、Nite Groovesのレーベルオーナー)と、Lord Gと、あと、Decadanceに行った時にたまたまHexがいたので、Hexにも渡しておきました。そのあと、五味さんに「クラブ連れってってやるよ」ってことで、RoxyとTwiloと、それからTunnelに連れていってもらいました。Roxyでは、John Creamerにも"Diva"を渡すことができました。で、Twiloに行ったら、その日はなんとJuniorじゃなくてRazor & Guidoの日で(笑)。Juniorはお休みでした(笑)。でもそこで、Guidoに"Diva"を渡せて。
K:で、3日後に五味さんから電話があって「Guidoが気に入った」ということで。そうしたら、そのあとたまたまTwiloでGuidoに会って。話をしたら、「かなり気に入ってるんだ。今度立ち上げる僕たちのレーベルから出さないか? リリースするときには僕たちのリミックスもつけるよ」ということで。この時点で、Hisaさんからもオファーをいただいていたのですが、Razor & Guidoの新レーベルから!!っていうことで舞い上がってしまって。じゃあ、Guidoたちの方にお願いしようということにしました。
Fumiさん(以下「F」):当時のR & Gって言ったらねぇ。絶好調だもんねぇ。Ohyeeaahに関しても同じような経緯なんだよねぇ。自分たちのリミックスつけるから、っていうことで。
S:OhyeeaahのR & Gミックスって、パーカッションだけの抜けがあったり、途中でちょっとジャングルっぽくなるやつですよね? 二月にR & Gが来日したときにかけてましたよ。一年以上前の話なので、記憶はちょっと漠然としてきてますが。
K:(リリースの経緯ということに関して)そうなんですよね。同じなんですよね。去年Fumiさんにいろいろ相談に乗っていただいたときに、「同じだねぇ」っていう話になって。Fumiさん、いつもいろいろとアドバイスをありがとうございます。
F:いえいえ。
K:Guidoとは、五味さんに仲介していただいて連絡を取ることにしたんですが、その後、Guidoの方から全然返事が来なくって。二月にRazorたちが来日したときに、「"Diva"の話はどうなってるの?」って聞いたら、「ゴメン。レーベル自体がちょっと遅れててね。三月のミュージック・カンファレンスではイチオシで行くから」って言ってたんですが。そのうち、なんかダメそうだな、と思って。
F:で、僕が今度NY行くっていうことで、その時にGrooviliciousとEight Ballに再度CD渡すのと同時に話をしてきました。Grooviliciousからは、これは"Diva to the dancefloor... please"のサンプルのクリア(許可を取ること)が難しいだろうっていうことを言われて。Eight BallのJeromeの方は可もなく不可もなくっていう感じで、こっちでもサンプルのことは言われたんだけどね。
牛若丸、再度NYへ
K:そして、去年('99年)の6月に"Paradise"という曲を持って、またNYに行きました。まぁ、その時ついでに"Diva"の話もしてこようって考えて。NYに着いてからは、Product 19とEight Ball、Jellybean、King Street、それとGrooviliciousの本体のStrichtlyのオフィスを回ってきました。あと、Roxyに行って、Victorにも"Paradise"を渡してきました。その結果、"Paradise"に関して、Product 19とEight Ballからオファーをもらいました。今度出る日本人のEPのうちの一曲として契約しました。で、Jeromeに「"Diva"は?」と聞いたら、John Creamerからもらったと言っていて。
F:あの辺で回ってるんだよね。特に、いいネタは。
K:でも、サンプルがクリアできなかったということで。
S:そのEPって、"Go Insane"の入っているTokyo - NYC Vol.1ですね?
F:そうです。
K:で、あとで、(そこに収録されるのは)ダメだったという話を聞くんですけどね。で、その前の時点で、Hisaさんの方からもオファーをいただいていました。それで、Hisaさんにお願いすることにしました。Hisaさんには本当にお世話になりっぱなしです。Hisaさんの方から「じゃあ、サンプリング変えて」って言われたので、"Club Lonely"を使って、やり直したのをHisaさんに送りました。
S:"Club Lonely"って、いったいどこの部分を使ったんですか?
F・K(同時に):イントロの"There's no guestlist tonight. guestlist, guestlist... "っていうところ。ちょっとキツかったけど。
K:そうしたら、Hisaさんから、「それもクリアできないよ」って言われて(笑)。Hisaさんが「じゃあ、Moriwakiくんが気に入ってるから、彼にもリミックスしてもらうことにするから。彼の友だちのドラアグ・クイーンにでもなにかしゃべってもらって、それDATで送るから使って」っておっしゃってくれて。で、それを使ってやってみました。
S:MoriwakiさんのミックスもKosakaiさんのオリジナルとはまた違う感じですよね。
F:もっとなんて言うか、淡々としててね。僕は、個人的には、Moriwakiさんのビーツのミックスがセットの中では使いやすいかな、と思ったな。
K:サンプルの方も、Moriwakiさんのミックスの中だとスゴク映えるんですが、僕のミックスの中だと、ちょっとシンセに負けちゃうというか、淡々としちゃってて、最初のうちはちょっと難しいところもありましたね。それでも試行錯誤して、サンプルを、こう、伸び縮みさせて作りました。それで、Hisaさんの方からもゴーサインが出て。それが去年の10月の終わりぐらいですね。11月にMoriwakiさんのミックスが完成。2月に出たっていうのが、いままでの経緯です。けっきょく、世に出るまでに一年半かかってしまいました。
S:Paul AlexanderってMoralesの"Gimme Luv"やSize Queenの"Walk"、そして坂本龍一教授のアルバムでも語りにフィーチャーされてるっていう「NYイチセクシーな声を持つ男」ですよね。会ったこともないし、写真でさえ見たことないけど、彼、別にドラアグ・クイーンじゃないですよね?
K:僕も、けっきょく彼に会わないままで曲を完成してしまったので、わからないですけど。
S:会わないままだったんですか?
K:ええ(笑)。DATのやりとりだけで(笑)。
F:そういうのってけっこうあるんだと思うよ。
Juniorが"Diva"をプレイ!
S:Juniorがかけてたのを聞いた時はどんな気持ちでした?
K:僕は生ではそれを聞いてなくって、あとで五味さんから電話があって「Juniorかけてたよ!やったじゃん!」っていうことで、僕が「えっ!ホントですか?!」とか言ったら「GGVの日記見てないだろう?」って(笑)。もう気持ちとしては「ビックリ。信じられない」って感じでしたね。あとで人づてに聞いた話によると、Juniorは"Diva"にRelentlessのシンセをかぶせてプレイしていたらしいです。「あぁ、Juniorには足りなかったのかな」って思って(笑)。
S:その頃って何にでもRelentlessのHornをかぶせてた頃じゃないですか? Din Da Daとかにもかぶせてたっていう。
K:まぁ、僕としては、そうやってJuniorが遊んでくれたっていうのがうれしかったですね。Juniorのプレイのパーツのひとつになったっていうか。そのときは、Club 69の"Diva"から僕の"Diva"につないでいたらしいです。
F: 僕も丁度Halloweenの時でベンちゃん(※Maniac Loveの店長和田さん)と一緒にTwiloにいて、それを聞いていますよ。
S:オオオッ。
K:逆に心残りな点としては、リリースされた盤では、収録時間の関係で、後半のもうひとヤマが入りきらなかったのが、残念ですね。盤ではフェードアウトしちゃってる。
S:そうですよね。Fumiさんのプレイとかで持っていた印象だと、ピッチダウンして、アップしてそのあともっとある感じだったのに、盤ではアップしてけっこうすぐ終わっちゃう、みたいな。
F:やっぱり売り方とか戦略ってあるからね。レーベルの人の方がそういうのわかってるし。ビーツを入れたり。
「一発勝負」
S:今回は、NYの日本人のレーベルから、東京在住のアーティストが、NY在住の日本人アーティストのリミックスを従えてリリースということで、これはまさに快挙だと思うんですが、その辺のことについてどう思われてますか?
K:そうですね。まず、ミックスの違いを見せつけられたっていう感じですね(笑)。"Diva"を作る前に、Demoを作って五味さんにそれを送って聞いてもらったんですよ。そうしたら、「中域が出すぎで、なんか日本的な音がする。もっとメリハリをつけたら?」っていうアドバイスをいただいて、そのアドバイスの元にやったつもりだったんですけどね。当時、コンプの使い方とかわからなかったし。
S:具体的には、どの辺ですか?
K:Moriwakiさんのミックスって、音がスゴクしっかりしてるっていうか、出る音はスコーンと出てるって感じですよね。まぁ、ミキサーがアナログだと、設定は一発勝負っていうところも、もしかしたら影響してるのかもしれないですけど。
F:一発勝負だよね(笑)。いちいち全部の設定、書き留めておけないし。した方がいいんだろうけど、ちょっとね。でも、デジタルのミキサーはちょっと値が張るからね。五味さんが昔、設定を少しづつ変えたのを沢山作ってDATに録ってたっていうのも、いまならその意味がよく分かる(笑)。実は、あんまり目立たないけどOhyeeaahにも実は、303が入っていて...
(... 以後、機材話でしばしマニアックに盛り上がる。)
Ohyeeaahでエアロビ
S:"Paradise"の方は、その後どうなったんですか?
K:これもNite Groovesと契約しました。
S:僕、そういうことやったことないんでその辺の事情がよくわからないんですけど、契約金とかってどんな感じなんですか?
F:アドバンス(契約時に支払われるお金)とロイヤリティ(印税)がメインです。印税とかって一万枚ぐらい売れないと問題にならないっていうか、三千枚ぐらいだと数万円、っていう世界だから。
K:そう、あの、そこ聞きたかったんですけど、申告って、どうするんですか(笑)。
F:99年暮れに、アメリカの税法が変わったんだよ。曲はBMIかASCAPっていう日本で言ったらJASRACみたいなところに登録しないといけないんだけど、そこから連絡が来て、「外人に対する法律が変わったのでIRSでの登録番号を取って、W8っていう書類をきちんと提出しろ」と。「W8を出さないと印税から30%の税金を搾取しちゃうぞ」っていうことで。登録は、まずアメリカ大使館に行って申請用紙をもらってきて、そこから始まるんだけどね。
まあ、楽曲の登録やっておかないと、あとで困ったりするかもしれないからね... 万が一オリンピックで使われたとか(一同爆笑)。BMIとかへの登録は、Grooviliciousなんかからは「自分でやって。その方がカンタンだろうし」とか言われて。でも、この手続きがけっこうめんどくさくてね。でも、分からない事はどんどん質問すれば、きちんとサポートしてくれるから大丈夫だったけど。レコード出すのって契約書交わすだけじゃなくて、著作権登録もめんどくさいんだよね。こういうこと、いつかGGVにでも詳しく書こうかなとも思ってるんだけど。
あと、普通のきちんとしたレーベルであれば人を騙すような契約書は出さないけど、必ずきちんと目を通すことですね。日本語で書いてあっても眠くなるような「厳格な法律用語」で20ページとかあっても。たまに「よそのレーベルとは今後3年間は仕事しちゃいけない」なんてとんでもない契約書を見たことありますもん。そういうのにはハッキリ「NO」「ここ削除して」と言いましょう。
あとからわかったんだけど、Ohyeeaahは、Grooviliciousがカナダのレーベルにライセンスさせたカナダ盤CDSっていうのが存在していて。僕も、あとで書類がボンって送られてきて知ったんだけど。そういう時とかにね、登録しておかないと。あと、Ohyeeaahは、日本にも表参道とかにある、「Crunch」っていうアメリカベースのワークアウト・ジムのコンピに入ることが決まったそうです。アメリカ盤CDで。でも、Ohyeeaahでどうやってジムで運動するんだろう?(一同爆笑)
S:やっぱり、♪Oh yeeaah! Oh Yeeaah!ってレオタード着てエアロビしたり、ベンチリフトしたりするんじゃないですか?(一同爆笑)
今後の活動予定
S:Kosakaiさん、今後のご予定は?
K:えっと、これはもう出来上がってるんですが、またKing Streetから、Urban Soulのリミックスが出ます。Urban Soul feat. Shawnee Taylor "Jump Into The Water"というヤツです。3月13日リリース予定、ですね。えっと、他の人はMaurice JoshuaとIsao Masuiさんという方です。
S:Maurice Joshuaって日系でもあるんですよね? なんだか日本がらみでワクワクしますねぇ。その曲自体は、どんな感じの曲なんですか? 明るい感じの歌モノ、とか?
K:いや、もうどちらかと言うと暗めというか、未練タラタラというか、そんな感じの歌モノですね。
S:"Jump Into The Water"って、まさしくMoriwakiさんのIcy Lakeバリの自殺系ですか?(一同笑)
K:そうかも(笑)。これは最初にデモみたいな感じでちゃっちゃっとダブを作ってHisaさんに送ったんです。で、そのあと、やっぱりボーカル・バージョンも欲しいよね、って自分で思ってボーカル・バージョン作ったんですが、そうしたらHisaさんが「ああ、もう前に送ってもらったのでいくことに決めちゃったから」っておっしゃって。ということで、出るのはダブです。それと、Product 19から、Musicという曲が3月末に出る予定です。
S:Fumiさんの方はいかがですか?
F:えっと、曲はコンスタントにコツコツけっこう作っています。まぁ、いろいろ話はないわけじゃないんですが... 。とりあえず野望としてはJunior Vasquez Musicから、いつか一枚出したいな、と(笑)。
K・S:それはいいですね。
F:それと、Reddlineからお話があったり。あそこは、リリースするアーティストがちょっと固まっちゃってて、レーベルとしてもフレッシュな人材で新風を吹き込みたい、という感じらしいです。この前NY行ったときに、フェリーに乗ってスタッテン・アイランドまで行ってきましたよ。スタジオでRichie Santana, Anthony Acid, Peter Baileyに会って。
S:Kosakaiさんとしては、やっぱり"Diva"で出したかったですか?
K:そうですね。
F:やっぱり、その方がインパクトあったでしょう。まぁ、かけてる人は、ずっと前からもう"Diva"でかけてるから、そういう意味では、既にインパクトはあったって言えるけど。そういえばさぁ、Kosakaiくんが、新曲の「Music」とかで使ってるあのカルデロンっぽいパーカッションはどうしたの?
K:プリセットのをいじってるうちにできたんです。
F:プリセットと言えば、昔はさぁ、機材ってこう、つまみが付いててそれで音をいじってたんだけど、80年代にそれが全部ボタン式になったんだよね。でも、シンセの音をウィぃぃンってやったりとか、こう、つまみをいじってやるのの方がやっぱりイイじゃんっていう人もいて、Guidoなんかそうなんだと思うけど。最近、ノードリードとか、そういうつまみのあるのに戻ってきてるんだよね。
(その後、また機材話でひとしきり盛り上がる)
S:Kosakaiさんって、"Diva"は、曲作り初めてからどのくらいで作ったんですか?
K:えーっと、それまで楽器とか楽理とか全然やってなかったんで、二年間で勉強して。歌モノも将来的にはやりたくて、理論などわかっておきたかったんで。そのあと'97年ぐらいから実際に機材いじり始めてから、"Diva"ができるまで半年ぐらいですかね。
F:えっ、半年で"Diva"作っちゃったの? そりゃスゴイね!
S:オオッ!(驚きの表情のまましばし言葉が出ず。このあと、最後に付記した質問項目に答えていただきました)... 最後に、今後のプレイのご予定は?
K:奇数月第2金曜日に元Delight(新宿2丁目)のAceというところで、Juicyというドラアグ・クイーン満載のパーティーでプレイしています。ショータイムもあります。今度の回(vol.17)は3/10で、特別ゲストにシモーヌ深雪さんをお迎えします。「あなたの穴という穴を開いて楽しむオープンマインドな交歓パーティー。みんな自分にYES、この一期一会を楽しみましょう」というのがキャッチフレーズです。
S:おおっ、もうスグそこじゃないですか。ゼヒ遊びに行かせていただきます。あと、今度のGGV(3/16)では、おふたりでプレイなさるんですよね。
F・K:はい。みなさま、Maniac Loveでお待ちしています。
Hideki Kosakaiに聞く5つの質問
・最初に買ったレコード:BAD - Michael Jackson「それまでもいろいろ聞いてはいましたが、買ったもので最初っていうのはこれですね。なんか遅咲きって感じもしますが。」
・最初に買ったハウスのレコード:Finally - Ce Ce Peniston「この頃はDef Mix全盛でしたねぇ。」
・いままでで一番かけた曲:Let The Sunshine In - The 5th Dimension「Forest gumpのサントラに入ってるヤツです。ジョニビのLSD Flash Backというモロな名前のミックスがあって、それはオリジナルの前後にハウスのパートが付いてるって感じのミックスで、その前後のハウスのパートは使わずに、オリジナルになる部分だけかけるんです。ジョニビのリミックスなので、イフェクトかかりまくりでオリジナルをかけるより全然イイです。イントロのベースから濡れまくり!(笑)。オリジナルですか? オリジナルは、うーん、説明しずらいですけど、ソウルでもないし、うーん... (F:熱血ディスコって感じだよね)アハハ。そうですね。何か熱いですよね。」
・一番影響を受けたアーティスト:Michael Jackson「かなぁ、やっぱり。中学生ぐらいの時ダンスにハマってて... そのあとソロになりたての頃のモノ、Jackson 5時代のモノへと、さかのぼっていきました。」
・リミックスしてみたい曲:Save The Best For Last - Vanessa Williams「そうですねぇ... じゃあ、これで。僕もFumiさんにならってGay Pride Mixっぽく(笑)。」
・何かおっしゃりたいことを一言:みなさん、Drama On The Dance Floorをよろしくお願いします。それと、順番的には最後になってしまって大変申し訳ないのですが、五味さんには本当にお世話になりっぱなしで、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。五味さん、本当にありがとうございます!
<Kosakai's Best 5 as of 2000.2.28>
1 Junior Vasquez / Be Quiet
2 Sand Storm / Return of Nothing (Peter R.)
3 Joey Negro / Must Be the Music
4 The Act / Something About U
5 Urban Soul / Jump Into The Water (HK Vocal dub)
Fumiさんのお答え
同じ質問のいくつかに、Fumiさんにもお答えいただきました。
S:最初に買ったレコードは?
F:フィンガー5の「恋のダイヤル6500」だと思います。でも当時、兄の影響でE.,W. & F.や、KISSなんかも聞いてました。
S:Fumiさんは、その前からグラデーション的につながってると思うので、最初のハウスってこれ!っておっしゃりづらいと思うんですが... 。
F:そうですねぇ。僕ぐらいの人たちってハイ・エナジーから来てる人って多いと思うんですよ。あと、僕は'92年ごろ、アメリカのClevelandでテクノのDJをやってました。Suburban Baseとかその辺のをかけてましたね。その頃のつながりは面白くて、僕がDJをして、その合間に、当時まだ売れてないDan Curtinがヘンなライブをしたりしてましたね。まぁ、この頃に、ハコや他のDJとの間の駆け引きとかを経験して、アメリカっていうかこの業界って、有言実行でも、有言不実行でもとにかく「有言な世界」なんだな、ってわかりました。そのへんの経験は、いまでもレーベルとの契約やなんかの際に活きているとは思いますね。
S:権利的にも、手に入るアカペラ的にも、自由にリミックスできるとしたら、リミックスしてみたい曲ってありますか?
F:こんなこと言ったらだれかがやっちゃうかもしれないけど、ChicagoのHard To Say I'm SorryをGay Pride Mixっぽく(笑)。途中でオリジナルになったりして。
ということで、この"Drama On The Dance Floor"は、この一年を代表する一曲であることは間違いないでしょう。渋谷地区では各レコードショップにおいてかなりプッシュされていて、Ciscoではすぐに売り切れてしまいました。レコードでは入りきらなかった最後のヤマを含む全長版は、ManiacやAceでのKosakaiさん御本人のプレイにて! 必聴!! text by Shunsuke Suge (sugeshun@educhan.p.u-tokyo.ac.jp)
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